今月のスナック女子は「米原の雪」を歌い、活躍されている大阪出身の歌手・浅田あつこさん。愛称は“あっちゃん”“あんち”。歌手としてはもちろん、テレビ番組の司会者や役者としても注目を集める人気アーティストの一人です。「お酒は大好き。だからスナックは、キャンペーンに限らずプライベートでもよく行きます」と浅田さん。

今回訪れたのは、和歌山市の繁華街・中之島にあるスナック、Members JUJU。控えめな照明にBGMはジャズと、なかなか風情あるお店です。

店内に入ると、池元真紀子ママが迎えてくださいました。浅田さんはカウンターに腰掛けて、まずは「ビールをいただきます」とオーダー。

よく冷えたビールで喉を潤しながら「こちらは開店して何年になりますか？」とママに尋ねました。「このビルの2階で5年ほど、そして1階に移ってからは11年ほどがたちました。1階はいいですよ。酔った方でも出入りが容易ですから（笑）」。
続けて浅田さんは「以前からこの仕事をされていたんですか？」と質問します。「実家が商売をしていた関係で、以前はそちらを手伝ったり、ブティックで働いたり…。でも、女性の多い職場では、いろいろと確執があって（笑）。自分で切り盛りするお店なら気が楽でしょ。私自身もお酒が好きですし、知り合いのママさんからも勧められて、スナックを開くことにしました」。

浅田さんはあらためて店内を眺めつつ、「とても落ち着いた雰囲気の店内ですね」と感想を口にします。すると「個人的には、少し照明を落とした方が好みに合うもので。それと…外で飲むなら、リビングのような明るい空間ではなく、自宅とは違う雰囲気でお酒を楽しみたいと思いませんか？」とママ。照明の具合やシックな装飾はJUJUのこだわりポイントの一つのようだ。

「ところで、ママ、歌はうたわれますか？」と浅田さん。実は…とママが打ち明けました。「スナックのママはみんな歌がうまいと思われがちですけど、私は…（笑）。どちらかというと不得手ですから、常々歌のお上手な方がうらやましいなぁと思っています」。

お店の形態は「ショットバーとスナックの中間」とのこと。カウンターとボックスを合わせて約20席あり。料金システムはセット（時間制限なし）が5,000円。飲み放題はハウスボトルで6,000円～。