京都生まれ、京都育ちの歌手・美怜さくらさん。現在、3月19日に発表した「愛の糸」のヒットに向けて、キャンペーンに励んでいるそう。

その美怜さんの趣味は車の運転で…。「このコーナーに出たかったんです。ですから今日は京都から倉敷まで車を飛ばして駆け付けました！」。

さて、美怜さんが訪ねた先は岡山県倉敷市の天の川。昼はカラオケ喫茶、夜はスナックとして営業している歌どころ兼飲みどころ。店主の松山洋子ママが、一人でお店を切り盛りしています。

美怜さんはママにあいさつした後、念願の“スナック女子”として早速取材を開始。もちろん、車ゆえドリンクはノンアルコールで。

「とても心引かれる店名ですね。どのような経緯で名付けられたのでしょう？」（美怜さん）

「占いで鳥か船にまつわるものが良いと言われ、当時、私がメールアドレスに使っていた“0707”の七夕にちなみ、天の川にしました。結局、鳥も船も関係はありませんけど、星もすてきだな…と思いまして」（ママ）

「川には船も浮かべば水鳥も訪れますよ。しっかり鳥も船も入っています」（美怜さん）

ママも“目からウロコ”の見解ながら、結果として占い通りの名前を店名にしていたようでお店は常に盛況、今年でオープン13年目を迎えています。

“昼カラ”では手作り料理が好評。「食材は冷蔵庫にたくさんありますからご要望があれば、夜もお食事を提供しています」とママは語ります。

「家庭的な雰囲気を大切にしています」とのことで、その居心地の良さから常連客はもちろん、出張で倉敷を訪れるサラリーマンやＯＬのリピーターも少なくはないとか。

客席はカウンターとボックスを合わせて20席。

「一人ですから、このくらいの広さの方がちょうどいいんですよ。私が理想としているお店作りができているように思います」（ママ）

コロナ禍以降、全国的には「夜のお客さまが減った」と言われるが、こちらは「おかげさまで、最近は夜のお客さま、サラリーマンや若い世代の方、女性のお客さまも増えています」とのこと。

ちなみに天の川では「女性の方も多く見えますから…」とアクセサリーの展示販売も。その店名ゆえ、イメージ的にもキラキラはぴったり。「京都から参加して大正解でした！」とは美怜さん。

料金は昼カラオケチケット13枚1,000円、ドリンク600円、モーニング700円、他。夜テーブルチャージ1,500円、カラオケ1曲100円、他。