目次
- 1. 看板の設置|スナック集客で最も即効性のある施策
- 2. 店頭での料金表の設置|初めての人の不安をゼロにする
- 3. 近隣店舗からの紹介|“地域ネットワーク”が重要な集客源
- 4. イベント開催での呼び込み|話題性と常連化に最適
- 5. チラシの配布・ポスティング|地域密着の鉄板施策
- 6. SNSの活用|“入りやすさ”を生む可視化ツール
- 7. Googleビジネスプロフィールの登録(MEO)|無料で最強クラスの集客
- 8. LINE公式アカウントの運用|リピーター育成に最適
- 9. ホームページの運用|信頼性・検索対策の中心
- 10. スナック専門サイトへの掲載|検索流入との相性が◎
- 11. 動画コンテンツの活用(ショート動画など)|2026年の新規集客で最重要
スナックを経営していく上で集客は欠かせません。いくら常連さんがいるお店でも新規集客を怠っていては将来的に経営が厳しくなってきてしまうでしょう。 ただ時代と共にSEOやMEOなど集客方法も多様化してきています。ここではこういった集客・宣伝方法に不慣れなママさんやマスターにも分かり易く「優先度」、「予算」、「やりやすさ」から従来の集客方法から最新のものまで11の方法を紹介します。
1. 看板の設置|スナック集客で最も即効性のある施策
- 優先度:高
- 予算:中(3万〜15万円)
- やりやすさ:中
お店の存在をアピールするために看板は一番大事な集客方法です。
看板は“その道を歩いている人に気付いてもらう”ための最も基本的な集客手段です。特にスナックは雑居ビルの2階以上や路地奥にあるケースもあり、看板があるかないかで“存在に気づかれる確率”が大きく変わります。お店の前を通る人が看板を見ることでお店の名前が印象づき、潜在的に来店意欲を高め、ふらっと来てくれることもあります。
看板には照明つきのスタンド看板・袖看板・ビル看板などがあり、夜間に営業するスナックでは明るい電飾看板が効果的です。看板に表示する内容は店名だけでなく、「カラオケあり」、「初めての方歓迎」、「セット◯円〜」なども入れると初めて来店する方も安心して入れます。 ただし、導入にはある程度の初期費用がかかり、設置場所に制限がある場合もあります。また、デザインが古かったり汚れていたりすると逆効果にもなるため、維持管理が必要です。
2. 店頭での料金表の設置|初めての人の不安をゼロにする
- 予算:低(0〜5,000円)
- 優先度:高
- やりやすさ:高
料金表は「初めてでも入りやすい店」を伝える最強ツールです。 スナックでは特に料金の不透明さでお客さんを逃していることがよくあります。スナックに行き慣れていない人は、「いくらかかるの?」、「どのくらいいれるの?」、「何が飲めるの?」といった不安を抱えています。店頭にシンプルにまとめた料金表を置くだけで、こうした不安をほぼ解消でき、明瞭会計がアピールできます。
特に、
・1人で初来店のスナックユーザー
・出張中のサラリーマン
・スナックデビューの20〜30代
には効果が高い傾向があります。
A4用紙に手書きのものをお店の扉や看板に貼るだけでも十分効果があるのでコスパはかなり高いです。マメな方であれば“今日のお通し”なんて書いてみても良いかもしれませんね。
3. 近隣店舗からの紹介|“地域ネットワーク”が重要な集客源
- 優先度:高
- 予算:低(0〜交際費1万円程度)
- やりやすさ:中
同じビルや近隣店舗との“横のつながり”は非常に強力な集客手段です。
例えば、
・居酒屋 → 食後の2軒目として紹介してくれる
・バー → 歌いたいお客様を紹介してくれる
・近くのスナック → 混んでいる日や常連との兼ね合いで紹介してくれる
など、自然な流れで来店が期待できます。
紹介で来るお客様は“信頼つき”なので、常連になりやすいこともメリット。 ただし、紹介が発生するまでにしっかりと近隣店舗との人間関係づくりが必須です。こちら側もしっかり近隣店舗に紹介したり、客としてお店にも行ってコミュニケーションを取って信頼関係を築きましょう。
4. イベント開催での呼び込み|話題性と常連化に最適
- 優先度:中
- 予算:中(1万〜5万円)
- やりやすさ:中
周年イベント、誕生日、ハロウィン、平成ポップスナイト、など、イベントをきっかけに来店するお客様は多く、SNSでも拡散されやすいのが特徴です。いつもとは違う特別感が生まれ、常連にも新規にも喜ばれます。
イベント当日は「早い時間から満席」、「普段来ないお客様も来る」などメリットが多い一方、準備の手間やコスト、当日の負担が大きいことも事実です。また、イベント慣れしていないお店だと疲れてしまうという声もよく聞きます。
負担が大きい場合は
・3ヶ月に1回の“軽いイベント”
・誕生日・周年だけの年数回
などでも十分効果があります。 また閑散期である2月と8月にイベントを開催して、確実に売り上げを作っていくことも重要です。2月であればバレンタイン、8月であれば浴衣ナイトなど、季節に合わせて企画してみましょう。
5. チラシの配布・ポスティング|地域密着の鉄板施策
- 優先度:低
- 予算:中(5千円〜3万円)
- やりやすさ:低
ナイト店という特性上、チラシ配布とポスティングはあまり効果が期待できません。
ただし、昼間も営業している昼カラ店の場合は高齢のお客様が多いので、チラシ配布とポスティングは集客に効果大です。地域密着型の昼カラスナックにとって、近隣住民へのアプローチは重要です。特に高齢の方はネットを使わないことが多いので、紙媒体のほうが信頼されやすく、チラシは今でも有効な手段となります。 反面、即効性が弱いこと、配布に手間がかかることがデメリット。また、マンションによってはポスティング禁止があったり、チラシ配りをする場所によっては許可が必要であったり、制限が多い面もあるので注意しましょう。
6. SNSの活用|“入りやすさ”を生む可視化ツール
- 優先度:高
- 予算:低(無料)
- やりやすさ:中
SNSは「人柄」と「店の空気感」が最も伝わるツールです。スナックは“ママやお店の雰囲気で選ばれる”業態なので、相性が非常に良いです。お店のことだけでなく、ママやスタッフのプライベートを投稿することで、ファンの獲得はもちろん、お店での会話の種にもなります。
投稿例:
・今日のママの一言
・店内の様子
・おつまみ紹介
・混雑状況
・イベント告知
・動画での雰囲気紹介
・休日の様子
特にInstagramは若い新規客に強く、「女性客のスナックデビュー」に繋がりやすいです。更に近年では高い年齢層もInstagramを利用すること多くなってきたので、すべて層に訴求することができます。 デメリットとして、継続が必要で手間がかかる点と、写真の撮り方次第で印象が変わる点があります。また、更新を止めてしまうと「閉店した?」と思われることも…。Instagramであれば「Openしました!」とストーリーズに投稿するだけでも効果があります。
7. Googleビジネスプロフィールの登録(MEO)|無料で最強クラスの集客
Googleビジネスプロフィール
https://business.google.com/jp/business-profile/
- 優先度:高
- 予算:低(無料)
- やりやすさ:中
Googleマップで自分のお店を調べても出てこないのに他のお店は出てくるなんてことありませんか?
このようにGoogleマップで自分のお店を表示させる対策を「MEO対策」というのですが、これはGoogleビジネスプロフィールに登録しているかどうかで決まってきます。Google検索またはGoogleマップで「スナック+地域名」を調べる人はとても多く、ここに情報を載せているかどうかで来店数が大きく変わります。
現状スナックではまだこのGoogleビジネスプロフィールに登録している店舗が少ないので、早いうちに登録していた方が良いでしょう。
できること:
・料金記載
・写真掲載
・営業時間
・イベント告知
・口コミ返信
・“満席”などの当日情報の発信
特に写真の影響が大きく、良い写真を載せるだけでクリック率が大幅に上がります。
更に良い口コミが多い店舗ほど新規客が来店しやすい構造になっています。その反面、口コミ管理はマメに行わなければなりません。できる限り全ての口コミに返信し、悪い口コミが入った場合は丁寧に対応しないと逆効果になります。 こういったGoogleビジネスプロフィールの最適化をしてくれるMEO対策業者に依頼した場合は、内容にもよりますが、だいたい月額2~8万円くらい必要となります。
8. LINE公式アカウントの運用|リピーター育成に最適
LINE公式アカウント
https://entry.line.biz/start/jp/
- 優先度:中
- 予算:低~中(無料〜月額15,000円)
- やりやすさ:中
すでに常連さんとは個人LINEでやりとりしている方が多いと思いますが、お店のLINE公式アカウントを作ると更に機能的にお客さんとコミュニケーションをとることができます。
・一斉メッセージ送信
・イベント告知
・営業日の案内
・クーポン
・スタンプカード
などを直接届けられるため、リピート率が大きく上がります。また、クーポンやショップカード(スタンプカード)の機能を使うと、来店頻度がさらにアップします。
ただ、ビジネス寄りな運用法になってしまうので、温かみのあるスナックのコミュニケーションを好む方には敬遠されてしまうかもしれません。 また、無料プラン(コミュニケーションプラン)の場合は月に200通までしかメッセージを送れませんので注意しましょう。
9. ホームページの運用|信頼性・検索対策の中心
- 優先度:低
- 予算:中〜高(2万円〜50万円)
- やりやすさ:低
ホームページは“お店の公式情報”として信頼度が高く、料金表や店内写真、ママの紹介などを丁寧に掲載できます。名刺やショップカードにホームページのURLを記載するだけでも信頼度が大きく変わってきます。 ただ、やり方にもよりますが、制作費やランニングコストがかなりかかります。中には製作費・管理費全て込みで月額10,000円程度でできる業者もありますので、興味がある方は探してみても良いでしょう。
10. スナック専門サイトへの掲載|検索流入との相性が◎
- 優先度:高
- 予算:低〜中(無料〜月額1万円程度)
- やりやすさ:高
スナック専門サイトは、スナックを探している“本気の利用者”が集まるため、非常に効率の良い集客方法です。一般的な飲食ポータルサイトに比べ、スナックに興味のあるお客様だけが見ているため、来店率が高いのが特徴。
また、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで「スナック+地域名」で検索した際も、スナック専門サイトであればSEO対策(検索結果で上位に表示させる対策)がきちんとされているのでアクセスされやすい設計になっています。
サイトによってそれぞれ特色や掲載料が違いますので、お店のターゲットに合う自分好みのサイトに登録しましょう。 ただし、どのサイトも同じフォーマットでの掲載になるので、店舗画像や紹介文で他の掲載店舗と差別化したり、情報を更新しないと埋もれてしまうので注意が必要です。
11. 動画コンテンツの活用(ショート動画など)|2026年の新規集客で最重要
- 優先度:中
- 予算:低〜中(0〜数万円)
- やりやすさ:低〜中
動画は「店の空気」を伝える最強の手段です。
特にショート動画は再生されやすく、画像だけでは伝えられないお店の魅力を発信できます。
・ママの雰囲気
・店内の様子
・歌っているシーン
などを見せるだけで、「行きたい!」につながりやすくなります。
動画コンテンツは若年層への訴求力がありますが、近年40代以上の視聴者が増えてきていますので垣根なく発信できます。
媒体としては、「TikTok」、「Instagram」、「YouTube」があります。1本撮ればどの媒体でもアップできるので、どうせだったら全ての媒体で発信してみましょう。 撮影・編集の手間が大きいですが、簡単に編集できるアプリも増えていますので、是非活用してみてください。
まとめ|まずはオンラインでコスパよくPR
近年のスナックの集客はSNSやGoogleビジネスプロフィール、ポータルサイトなどwebでの集客方法が主流になってきています。まだほとんどのお店がweb集客に力を入れていない今だからこそ、費用も抑えられるweb集客で差をつけるべきかもしれません。
ただ、web集客もすぐに結果がでるわけではありません。少しずつ積み重ねていくことで、新規のお客さんも常連さんもそれに合わせて増えていきます。 更に昔ながらの近隣店舗の紹介などを地道にこなしていけば確かな地盤を作ることができるでしょう。お店の魅力を無理なく伝えながら、長く愛されるスナックを作っていきましょう。








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